教習所で誰しもが習ったであろう”キープレフト”
実際の公道でキープレフトで走行していると危険な目に遭うことも多いです.
この記事を読まれている方は,道路の左寄りを走行していて危険な目に合われた方かと思います.
本記事では,
- なぜ,”キープレフト”は危険なのか
- どう対処すればいいのか
ということについて書いていこうと思います.
この記事を読んでバイクをより安全に楽しめるようになっていただければと思います.
キープレフトが危険な理由3選
教習上では道路の左側を走行するよう教えられることが一般的ではないでしょうか.
しかし,公道に出てみるとそれはとても危険な行為です.
キープレフトが危険な理由は次の3つです.
- 無理な追い越しをされる・道を譲っていると勘違いされる
- 急な飛び出しに対処できない
- 路肩は危険がいっぱい
無理な追い越しをされる・道を譲っていると勘違いされる
キープレフトが危険な理由は,車が無理な追い越しをかけてくることがあるからです.
バイクに乗っている方なら誰しもが経験したことがあるのではないでしょうか.
バイクが左寄りで走っていると追い越すスペースが開いているように見えて,無理にでも追い抜こうとしてくる人もいるので,なるべく道路の真ん中を走るようにしましょう.
急な飛び出しに対処できない
歩道から歩行者や自転車が急に飛び出してきたり,駐車場から車が急に出てくることがあります.
そんな時,キープレフトだと対応できないことがあるため大変危険です.
路肩付近は危険

路肩は上の写真のように段差になっているところがあり,走っているとタイヤをとられる可能性があるため大変危険です.
また,道路は水がたまらないように路肩に向かって少し傾斜がついているため,路肩には道路上のごみが集まってきます.
中には釘など,パンクの原因になるごみも混じっているため路肩は走行しないのが賢明です.
キープレフトの意味
教習所で道路(車線)の左寄りを走行しなさいと教わった人が多数だと思います.でもそれって本当に道路交通法に書かれているのでしょうか.
結論,「キープレフト」という言葉は道路交通法には記載されていません.
「左側走行」に関して明記されているのは,道路交通法の第十七条,第十八条,第二十条です.詳しく知りたい人・原文を読みたい方はこちらからどうぞ.
書かれていることを要約すると
”日本は左側通行です”
ただこれだけです.ですので,教習所で教わるような「道路の左側を走りなさい」という内容は明確には書かれていないのです.
結論,バイクは車線の中央を走行しよう
行動をキープレフトで走行するのは大変危険です.
- 無理な追い越しをかけられる
- 路肩は危険(ごみや段差・急な飛び出し)
中には道路の真ん中を走行していても,無理な追い越しやひどいときは幅寄せなど危険な運転をしてくる人もいますので,そういうドライバーに出会った際には先に行かせてあげましょう.
頑なに道を譲らないのは危ないだけですので...
最後まで読んでいただきありがとうございました.
それでは,また.