ツーリングの質を高めてくれる「インカム」.
中でも,通話をしながら音楽が聴けるという商品が
「B+COM SB6X」
です.私も実際にこの商品を使用しており1年が経ちました.ハイエンドモデルのインカムということもあり,音質や通話可能距離・防水性能については言うまでもなく最高です.ペアリングも簡単です.ただ,ハイエンドモデルになるといろいろな機能が備わっている分,バッテリーの持ちや操作性が気になってくる方もいると思います.
本記事では,1年間実際に「B+COM SB6X」を使ってきた私がそれらについて解説していこうと思います.
それでは,どうぞ.
一泊二日くらいのツーリングなら充電なしでも大丈夫

とにかく充電がよく持ちます.公式サイトでも紹介されていますが,インカム通話は最大16時間です.一泊二日くらいのツーリングなら,宿泊先で充電する必要もないくらいです.まあ,充電する人が大半でしょうけど...(笑)
私が実際使用したときは途中の充電なしで,音楽再生しながらインカムをつないで一泊二日のツーリングができました.使用時間は9時から17時くらいで1日あたり8時間ですので,二日で16時間.だいたい製品スペックとして謳われている通りでした.夜通し走る方でない限りは充電の心配は不要かと思います.
ちなみに充電ポートはType-Cが採用されているので,接続方向を確認せずに済むので使い勝手がいいです.また携帯などのコードと共用できる方にとっては,泊りのツーリングの際に荷物が減らせます.

操作しやすいボタン配置

意外と重要な要素だと思っているのが,ボタンの配置です.「B+COM SB6X」は同じ面に2つ以上のボタンが配置されていません.そのため,グローブをした状態でも難なくボタン操作が可能です.
私が以前使っていたものは下の写真のように同じ面に複数のボタンが配置されていました.この配置だとグローブをしているライダーにとっては,ボタンの境界が分からないのです.そのため,音量を上げたいときに「-」のボタンを押したりすることもありました.

B+COM SB6Xの場合は,同じ面にボタンが配置されていることもなく,音量の調整も直観的にわかりやすいように工夫されています.さすが,国産といったところです.
SHOEIヘルメット専用アタッチメントが用意されている

SHOEIのヘルメットはSENAのインカムを取り付けられるように専用の設計がされているのですが,その専用設計にも対応できるようにアタッチメントが発売されています.
アタッチメントの取り付け方法は両面テープで専用設計の部分に取り付けるというシンプルなものです.
「長い間使っているとはがれてくるんじゃないの?」
そう思う方が多いと思います.私もそう思いました.しかし,1年間使ってもはがれることなくくっついています.粘着力にも問題ありません.さすが,国産...安心して使い続けられます.
B+COM SB6Xは38,280円

やはり国産ということもあり38,280円と値段はそこそこします.
しかし,ヘルメットが変わってもインカムは使い続けられますし,下手に安いものを買って買いなおしたりする手間を考えると払ってもいい金額なのではないかなと個人的には思います.
以上,この記事があなたの参考になれば幸いです.
それでは,また.